ランチメニューは3種類。「和(なごみ)」は出てくる品が14種類とそれだけでもすごいのだが、たこは酢みそ、ハモは山椒、麩は田楽味噌(ご飯には千切りの茗荷)、など日本料理らしく、それぞれの素材に一番合った味付けが細やかに施され、これで1500円とは驚き。キリンビールのマイスターであったり、お酒や焼酎も多数取りそろえていたりと、夜も楽しみなお店である。
住所 | 奈良市大宮町4丁目286-1 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0742-36-8878 | ||
営業時間 | 11:30~13:30 17:00~21:30 | ||
定休日 | 日・祝日 | ||
駐車場 | 有 | ||
ホームページ |
【夜のメニュー】
夜の5250円の「和楽」というコースをいただいた。全8品ということだが、ご飯も入れれば9品。きちんとした、懐石の順番にしたがって一品ずつ供される。今回は宴会でいただいたが、貸し切りにしていただいたり、十分なサービスしていただいた。個人でいったらさらにゆったりといただくことができるだろう。

舞茸とほうれん草、菊花にとんぶり(プチプチした食感が楽しい)。大根の胡麻和え。

松茸とハモのお吸い物。素材の味が引き立つように出汁の味は控えめにしてある。

まぐろ、いか、平目。どれも最高に新鮮な天然もので、魚を見る目はさすが。

小芋、鮎の卵(苦味がまたいい)、小茄子(へたまで柔らかくいただける)に水菜。

海老、イカなどの魚介と野菜のかきあげとししとう。レモンと抹茶塩で。

鰆(さわら)の西京焼、鴨ロース。付け合わせに蓮根、山芋短冊、金山寺味噌。

カニ身と大根で巻いたサーモン。茗荷を添えて。さっぱりとした味わい。

栗が入ったご飯、漬け物は大根、胡瓜。ここまでくるとお腹もいっぱい。

柿、ぶどう、なし。奇をてらわない懐石料理の店らしく果物でしめる。

とにかく種類が多く、めったにお目にかかれないようなプレミアものもそろえる。