メニューはない、通されたらおきまり(3500円)が運ばれてくる。和風の一軒家、店内には骨董の蕎麦猪口や馬の目皿が飾られる。テーブル席が2つ、奥には個室(席料+1000円)。料理は旬の食材を使い、丁寧に作られたもの。季節と料理に合わせた器遣いも目を楽しませてくれる。細やかなサービスも心地よい。奈良公園内にあり、県外からお客さんが来られたときなど、雰囲気とともに楽しんでもらえる店でもある。

旬のわさび菜は浅漬けで。ぷりぷりのホタルイカはさっぱりとした梅肉ソースで。

オコゼのお造り。もっちりと上品な白身に胃袋、皮の湯引き、ねっとりとした食感の肝。

出汁がたっぷり、まるでスープのような茶碗蒸し。ホタテ貝柱、天然真鯛が入る。

裏ごしした里芋に、筍、海老を入れ団子状に揚げる。エンドウ豆のソース。目板ガレイの天ぷら。

白甘鯛の鱗焼き。淡白な白身にほどよい脂。パリパリの皮。ポテトサラダいい感じに箸休め。

桜の塩漬けを戻して、おこわ風の炊き込みご飯に。お替わりのおひつ付き。味噌汁、香の物。

紅茶プリン。茶碗蒸しとは反対に固めの食感。ふわっと香る紅茶の風味が優しい味わい。

麦は福岡のけいこうとなるも、お湯割りは高坏の酒器で。芋は鹿児島のほたる、水割りで。
住所 | 奈良市高畑町1158 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0742-23-7784 | ||
営業時間 | 11:30~15:00 17:30~20:00 | ||
定休日 | 木曜日 | ||
駐車場 | 問い合わせ | ||
ホームページ |
【店舗外観・店内・メニューなど】
【以前いただいたメニュー(06.8)】

夏野菜の煮物。この日は冬瓜としし唐、小芋。冬瓜には細かい切れ目が入れてある。出汁のきいた上品な味。

鯛そうめん。鯛は少し塩でしめてあって、あっさりしたそうめんとよく合う。器も涼しげ。

かつおのお造り。ほどよく脂ののったかつおに大根おろし、少ししょうゆを垂らして。

うどの酢の物、かに身と菊の葉をのせてさっぱりといただく。うどがしゃきっとした味わい。

長ひじきという太くて長いひじきをしょうゆで炊いた物。白ネギの細切りをのせて。

茗荷ご飯、アスパラガスとわかめのみそ汁。香の物。ご飯はおひつで出てくる。

鯖の塩焼き。おかずが足りないと思われたようでサービスで持ってこられた。すみません。

マンゴーとミルクのムース。甘さの中にもさわやかさが感じられる一品。
値段が知りたいです(´;ω;`)
3500円でした(当時)