この記事は奈良以外グルメ図鑑です。
「お前と会った仲見世の、煮込みしかないくじら屋で~」ビートたけしの「浅草キッド」。関西に住んでいるともつ煮の店といってもピンとこない。もちろん居酒屋のメニューにあるにはあるが「煮込みしかない」店は東京独自の文化のような気がする。
不動前に近いかむろ坂にもつ煮が評判という店があった。息子のマンションからも近いので、何度も前を通ったが、いつも満員で、なかなか入ることができなかった。この日はしっかりと予約をして午後6時に訪れた。
店に入ったとき、すでに半分ほどの客の入りで、1時間しないぐらいで満席になった。この辺りはオフィスの多い地域なので、仕事帰りのビジネスマンたちの憩いの場なのだろう。
飾り気はないが、落ち着いた店内、壁にはずらりと短冊が貼られている。”もつ煮しかない” ということはないが、ホルモンや焼き鳥など庶民的なメニューが並ぶ。そこには大阪にはない独特の空気感があった。
いろんな部位のホルモンが入っているが、丁寧に仕込んであるのだろう、クセもなくお酒にもよく合う。
なんこつ、がつ、たん、かしら。なんこつ以外は赤身に近い味わい。おまかせでお願いするとこちらは塩で。
れば、がつ、こぶくろ、しろ。柔らかいレバーとコリコリっとした歯ごたえが楽しめる3品。タレと辛子で。
コリコリした食感が楽しめる豚耳を特製味噌ダレで。他に豚のコブクロやガツ(心臓)の刺身もある。
半分に切った米茄子に鶏ミンチ入りの味噌をたっぷり乗せて。こってりと甘みのある味噌が茄子によく合う。
関西ではあまりなじみのないホッピーだが、関東の居酒屋では普通に置かれる。お替わりするほどに安い。
住所 | 東京都品川区西五反田4-3-5 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 03-3491-3620 | ||
営業時間 | 17:00-23:00頃 | ||
定休日 | 日曜日 | ||
駐車場 | 無 | ||
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