JR奈良駅から西へ約3分、三条通に面したマンションの1階にある。店内は木を基調とした明るい雰囲気。無垢の板を使った長いカウンターからオープンキッチンを望む。フランスで修行し、東京でも店を任されていたシェフが、2016年6月、奥さんの地元である奈良にこの店を開いた。店名はフランス語で「足跡」。シェフいわく、自然が近い奈良は、熱意ある生産者が多くいる、そのことに敬意を払い、作り手の顔が見える食材を使い、肩の力を抜いて料理を提供したいとのこと。
ランチ、ディナーとも旬の素材を使ったおまかせのコースのみ、今回は4500円のランチコースとシャンパーニュとワイン2種を料理に合わせて楽しむことができるワインペアリングをいただいた。

広陵町の百済農園の雪化粧かぼちゃをスープとムースの二層仕立てに。百済農園の胡麻と胡麻油の香り。

自家製のライ麦パン。バターの代わりに「ラッテたかまつ」の水切りしたケフィアヨーグルトが付く。

和歌山産一本釣りの鰆。カラマンシービネガーの大根ラペ、グリュイエールチーズ、レモンの皮の香り、ナスタチウム。

金目鯛のうろこ焼き。百済農園の茄子を焼いてピューレにし、皿のまわりに粉のマドラスカレーを散らす。

ばあく豚のロースト。香りごぼうのピューレに大和肉鶏のフォン。山椒、ポワロ、クレソン。バスク地方の唐辛子。

アルマニャックを加えたマロンクリーム、ガナッシュ、ロイヤルティーヌ、ベリーのアイス。奈良の栗のブレゼ。

淡いピンク色をしたシャンパーニュ。ほんのりとした甘みと酸味のバランスがいい。

魚料理に赤ワイン?と聞くと焼茄子の風味に合わせて、とのこと。力強い味わい。

肉料理に合わせてフルーティーだが、シラー独特のしっかりとした味わいの赤ワイン。

フグレンのノルディックロースト(浅煎り)。注文を受けてからハンドドリップで抽出する。

都祁にある羽間農園の「自然発酵紅茶」。上品で、どこか懐かしい味わい。
住所 | 奈良市大宮町2-1-5 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0742-33-4000 | ||
営業時間 | 12:00~15:00 18:00~21:30 | ||
定休日 | 日・第1・3月曜日 | ||
駐車場 | 無 | ||
ホームページ | HP facebook |
【店舗外観・店内・メニューなど】