元興寺前、「中国料理 杤」の後に入ったフレンチビストロ。シェフはフランスで長らく修業され、ミシュランも獲得した方。京都の有名店を経て故郷奈良に凱旋。店内は栗の木を使った一枚板のカウンター、2人用テーブルが7つ。奈良の作家さんによる器、東吉野の職人さんによるファニチャーなど、細部までこだわりが感じられる。店名の「LA PIE」はかささぎという意味。鵲町にあり、フランス語で鵲がたくさんの喜びを運んでくれる幸運の鳥と言われるからとか。
ランチは前菜、メイン(肉か魚か選ぶ)、ドリンクのA、メインが肉、魚両方のBの2種類。今回は3人でAを2つとBを1ついただいた(レアが食べられない人がいたので、メインの1つは特別に鶏にしていただいた)。

軽く焼いたバゲットの上に香味野菜とほぐした白身魚。にんにくとバジルのソース。手でどうぞ。

和歌山県産カンパチ、生姜と酢橘のヴィネグレットソース。マリネの下にはほくほくのレンズ豆。

自家製の天然酵母を使い、酸味を効かせたカンパーニュブレッド。にんにく入りアリオリソースを添えて。

シェフのスペシャリテ。金目鯛のブイヤベース。テーブルでソースをかけて仕上げる。四角豆、バジルオイル。

鹿フィレ肉のグリル。ミディアムレアに焼き上げる。臭みは全くなく、ジビエの先入観を覆す柔らかさ。

北海道産放牧短角牛のステーキをじっくりと焼き上げる。うま味の濃い赤身の味わい、満足感のある噛み心地。

ホロホロ鳥の骨付きもも肉のグリル。マッシュポテト、ししとう、ズッキーニ、ツルムラサキを添えて。

奈良県産いちじくの赤ウィン煮込み。バニラアイス、クランブル添え。ホワイトチョコの誕生日プレート付き。

コーヒーか紅茶から選ぶ。紅茶は月ヶ瀬の和紅茶。ポットで供される。おしゃれなガラスのカップで。

カリニャンのビオワイン。フレッシュでさわやかな酸味。どんな料理にも合わせやすい白。左は葡萄ジュース。

オーストラリア産、メルローとシラーズの赤ワイン。バランスよく、すっきりと飲みやすい。
住所 | 奈良市鵲町15-3 | ||
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地図 | |||
電話番号 | |||
営業時間 | 12:00~14:00 18:00~21:00(日夜休) | ||
定休日 | 火・水曜日 | ||
駐車場 | 無 | ||
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