創業は1998年、年を経て少し色づいた白木のカウンターに凜とした雰囲気が漂う。てきぱきした主人とスタッフの動きが心地良い。江戸前風の寿司はネタによって丁寧に仕事されており、基本は何もつけずにいただく。今回は1個ずつ握りたてを供される特上寿司をカウンターでいただいた。大渕池を望む眺めのいい座敷は要予約。

コースのスタートは旬の白身から。淡白な甘さとほどよい脂が特長。

一般名は甲いか。身厚でさくさくとした歯切れとねっとりとした甘み。

関西ではポピュラーな魚だが、生で食べることは少ないネタ。

まぐろの赤身は軽く漬けにして。ねっとりとした旨みが口に広がる。

江戸前寿司の定番のネタ。軽く酢じめして山椒で風味をつける。

適度に脂がのって柔らかく舌触りも良い。口の中でとろけるような味わい。

しっかりと身は引き締まり、プリッとした食感。わさびではなく生姜と葱でいただく。

シャリとともにネタもほんのりと人肌で、それがまたえびの甘さを引き立てる。

なるべく近くのものを仕入れるというウニは甘みと磯の風味がたっぷり。

少し爪を塗ることで甘みが口に広がる。新鮮な素材ならでは。

コースの最後は国産うなぎで〆。香ばしく炙られ、軽い味わい。
住所 | 奈良市登美ヶ丘2-3-18 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0742-41-0550 | ||
営業時間 | 11:00~14:00 17:00~20:30 | ||
定休日 | 月・火・水曜日 | ||
駐車場 | 有 | ||
ホームページ |
【店舗外観・店内・メニューなど】
【その他のメニュー】
おきまりは旬にぎりと特上の2種類。お昼の定食が2種類。カウンターの後ろにはにぎり、巻物の価格を記した木札が並び、一カンから注文できる。

にぎり3貫とウニを含むお造り、一品、ちらしのセット。現在このメニューはありません。