奈良町資料館の隣、姉妹で営む江戸前寿司の店。店内は杉のL字型カウンター7席(2階は特別サロンで昼夜それぞれ限定1組、貸切で利用可)。店主は日本の寿司店で修行を重ねた後、シンガポール、オーストラリアの寿司店を経て、ミシュラン掲載の寿司店で花板を任された方。
今回はランチコース(付きだし・寿司9貫・茶碗蒸し・味噌汁)をいただいた。目の前で丁寧に下ごしらえをし、握られる寿司は素材の味を引き出すようひと手間かけて供される(寿司にはすべて味が付いている)。赤酢のシャリは一口で食べられるよう小さめ、わさびは風味が飛ばないよう直前におろす など細部にもこだわる。ランチ、ディナーとも前日までに要予約。

鱈の白子ポン酢。濃厚でクリーミーな味わいの白子をおろしとねぎ、ポン酢で。

昆布で締めてねっとりとした食感と旨み。醤油は塗ってあるのでそのままで。

両面に細かく包丁を入れることでねっとりとした食感に。塩とスダチで。

酢で洗ってさっぱりとした味わいに。生姜とネギをたたいたものを乗せて。

透き通ったきれいな白身。塩水に浸けることで余分な水分を抜き旨味を閉じ込める。

厚めに切ってしっかりとした食べ応え。バーナーで炙って香ばしさもプラス。

醤油をつけて香ばしく焼いた帆立を海苔で巻いて。手渡しでいただく。

箸休め的な感じで供される。いくらが入った茶碗蒸し。優しくほっとする味わい。

旬の金目鯛は肉厚でしっとりとした口当たり。皮目を軽く炙って供される。

ふっくらと煮あげられた穴子。笹を敷いて焼くことで風味を付け、焦げを防ぐ。

青森県産のまぐろは大とろと背とろ。しゃきしゃきの芽ねぎとともに。

コースの〆は味噌汁。アオサの磯の風味がふわっと香る。シンプルだがほっとする。

外には出回らないお裾分けの酒。奈良産キヌヒカリ100%。バランスよく寿司に合う。
住所 | 奈良市西新屋町14-2 | ||
---|---|---|---|
地図 | |||
電話番号 | 050-5462-0949 | ||
営業時間 | 11:30~14:00 17:00~22:00 | ||
定休日 | 水曜日 | ||
駐車場 | 無 | ||
ホームページ | HP instagram |
【店舗外観・店内・メニューなど】