粟 ならまち店
大和伝統野菜を復活させ、今や奈良の食文化を語る上で欠かせない存在になったレストラン粟。その2号店は観光地にも近いならまちにある。ちなみに両隣は樫舎とMIA’S BREAD、向かいはぽくぽくと名店が集まる場所でもある。築140年の町屋を改装した店内は個室中心で落ち着いた雰囲気。テーブルには大和伝統野菜がオブジェのように置かれる。料理は大和野菜を中心に大和牛を使ったもの。今回はお昼のフルコース(牛)と「大和と世界の野菜」コース(野)をいただいた。




椎茸、甘長唐辛子、ズッキーニ、三度豆、玉ねぎ、大和丸茄子、ズッキーニ。旬の取れたて野菜を天ぷらに。

奈良県のブランド牛。脂身があっさり、赤身の味が濃い大和牛を塩、もろみ味噌、ポン酢、3種類の味で。

玉ねぎ、大和丸茄子、ズッキーニ、大和まな、奈良県産大豆の揚げ、大和芋のすり身。塩、酢味噌、ポン酢で。

赤米を1割ほど入れて炊いたご飯はお替わり可。好みで自家製ゆかりを。大和芋入りの味噌汁。香の物。

幻の小豆といわれる風味高い「白小豆」、奈良の伝統的な小豆「宇陀大納言小豆」で作った2種類の餡で。

この日は生駒のザジカヌレの柚子カヌレ。ドリンクはコーヒー、紅茶、それぞれアイスかホットで。
住所 | 奈良市勝南院町1 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0742-24-5699 | ||
営業時間 | 11:30~15:00 17:30~22:00 | ||
定休日 | 火曜日 | ||
駐車場 | 無 | ||
ホームページ | HP facebook |
【店舗外観・店内・メニューなど】
【以前いただいたメニュー】
ランチは「清澄の里御膳」「収穫祭御膳」「収穫祭コース(要予約)」の3種類。今回は家族全員で行ったので、3種類の品々を紹介している。どの料理がどのコースか、すべて書けていないので、詳しくはお店に問い合わせいただきたい。ちなみに本店とはメニュー構成がかなり違うようだ。(09.3)

仏掌芋、紅丸大根、ウーハンなどの大和野菜をふんだんに使った籠盛り。これだけでも来た甲斐があるというもの。

生姜、ニンニク、アーモンド等を使った個性的なスープが絶品。後の黒豆米の雑炊はなんとカルボナーラ風。

大和牛のももとバラの2種類。鍋でしゃぶしゃぶして、水菜と大根を巻いていただく。甘みのある脂がいい。

伝統ある大和牛をユッケ、たたき、甘辛く炒めたそぼろの3種に料理した。2900のコースでいただける品。

緑輝大根、粟餅、大和まな、ウーハン、生麩の炊き合わせ。後ろは菜の花と赤軸ネギ、菊芋の天ぷら。

黒米ご飯(お好みでゆかり)と香の物(3種類)、味噌汁。2900円のコースには大和芋のとろろが付く。

奈良県産の「ゆめのか」という品種のイチゴ、柚子の皮を甘く漬けたシャーベット。ドリンクはコーヒーか紅茶。

当日の手作りのため、前日までの予約が必要。白色の粟(むこだまし)で餡(大宇陀大納言)を包む。抹茶付。
清澄の里 粟
奈良市街から車で約20分、見晴らしのいい高台にある和風レストラン。オーナーシェフは大和野菜の種を発掘・調査・栽培・保存・発信・普及に尽力する。メニューは粟おまかせコースと粟大和野菜のフルコース(下の写真のフがフルコースのみの品)。使用する食材は5~60種類に及ぶといい、ときに実物の野菜を見せながら料理の説明をしてくれる。丁寧に作られた料理は全8品、普通に食べて2時間、13時半に現れるマスコット山羊のペーターと戯れながらゆっくりと食べると3時間のコース。

イタドリ卵とじ、筍の木の芽和え、高きびパイ包み、紅丸大根のセロリ炒め。発酵ぶどうジュース。山椒の葉はご自由に。

紅くるり大根、赤い空豆と白い大和一寸は食べ比べて。雪化粧(南瓜)、セロリの花、続きは右へ

生湯葉は豆乳と出汁で。レタス、キオッジャビーツ、バーニャカウダのソース。エディブルフラワーはビオラ。

レッドキャベツ、大黒しめじ、インカのめざめ、味間芋、筍、雪化粧、オランダエンドウ、人参、生麩。


帆立の下にはレタス、刻んだ紅くるり大根とフェンネルを添えて。続きは右へ

紅くるり大根、ツナ、みつ葉にビオラ。万木蕪(滋賀県の伝統野菜)の酢漬け、人参の葉添え。ワラビのお浸し。

天然のインスリン成分 イヌリンが入るとされるキクイモの若葉と芋。丸めた粟。シャドークイーン。続きは右へ

ノーザンルビー(赤色のじゃがいも)、黒丸大根、たけのこ、宇宙芋、おからの包み揚げ。抹茶塩で。

黒米と大豆のご飯(お替わり可)は好みでゆかりを。沖縄野菜 おかわかめの味噌汁。片平あかねと今市蕪の漬物。

最高級の粟品種 むこだましを蒸し上げた生地に大和白大豆と宇陀大納言小豆、2種類の餡を包んだ和菓子。

大和みどり(お茶)を練り込んだ自家製チーズケーキ。ゴールデンキウイ、クインシーメロン、パイナップル。

十津川村では八つ頭をいものかぶと呼ぶとのこと。芋の独特の香りとまろやかな味わい。
住所 | 奈良市高樋町861 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0742-50-1055 | ||
営業時間 | 11:45~16:00(要予約) | ||
定休日 | 不定休 | ||
駐車場 | 有 | ||
ホームページ | HP facebook instagram |
【店舗外観・店内・メニューなど】