菊水楼
いわずとしれた奈良最高級の老舗料亭。春日大社一の鳥居の前に位置し、荒池を望む絶好のロケーション。格式が高く、純和風の建物はもちろん調度品も美術品と呼べるものばかり。料理は味の濃いものあっさりしたもの、熱いもの冷たいものなど計算された組立が見事。保守的かと思えば、新しい食材を使うなど独創性も。奈良に住んでいたら一度はとにかく行っておきたい。洋食菊水、宿泊は営業を終えられたが、料亭、和食ダイニング、うな菊、菊水弁当(近鉄百貨店・奈良店)でこの味がいただける。
今回は友人の披露宴でいただいたものを紹介。料理にも趣向がが凝らされ、とてもいい宴でした。
住所 | 奈良市高畑町1130 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0742-23-2001 | ||
営業時間 | 11:00~15:00 17:00~20:30 | ||
定休日 | 火・水曜日 | ||
駐車場 | 有 | ||
ホームページ | HP instagram |
今回は披露宴でいただいたものを紹介。会を開くにあたって料理長との打ち合わせや試食を何度も行い、納得のいく形で進めることができた。(22.12)
【テイクアウトのお弁当】
近鉄百貨店奈良店地下1階、期間限定ショップで販売するお弁当。本来なら予約が必須だが、ここなら気軽に購入できる。
御飯 筍御飯 奈良県産ひのひかり使用 煮物 季節野菜の焚き合わせ うす揚げけんちん 口取 出汁巻 長芋サーモン巻き 分葱と焼き揚げのぬた和え トマトのレモン煮 鮪の南蛮漬け 浅利と菜の花の旨塩にんにく ブロッコリーのナムル 吉野本葛胡麻豆腐 花びら百合根 強肴 鶏の照り焼き 鰆の幽庵焼き かき揚げ パプリカ 甘味 季節の羊羹
格式は高いが、決して敷居が高いわけではない。ランチではカレー(2000円)や籠御膳(3500円)も。スタッフのサービスの丁寧で気持ちよく食事がいただける。今回はダイニングで朱雀(7000円のコース)をいただいた。(21.12)
【店舗外観・店内・メニューなど】
【2015年4月にいただいたもの】
実はここ、私が結婚したときの親戚の顔合わせで使った場所でもある。そう考えたらここは10年に一回なのかもしれない。(05.4)
左上から先附(吉野葛入胡麻豆腐・あられ酒)/椀盛(松葉蟹真蒸・白木耳・木の芽)/造り(鯛・烏賊・鮪)口取(新緑の口取・万巻海老旨煮・スナップえんどう)/焼物(甘鯛酒塩焼・大徳寺納豆)/強肴(白魚海老揚物,ちり酢青唐)/多喜合(竹の子・アピオス・蓬ふ)/香の物三種盛/留椀(なめ茸赤出し)果物(苺ゼリー)
うな菊
老舗旅館、菊水楼内の鰻専門店。時期によって最良の国産鰻を生きた状態で仕入れ、その日に必要な分だけ捌く。写真は鰻半尾の小菊。江戸前の手法でふんわりと蒸してから炭火でじっくりと焼き上げる。サラダは鰻のビタミンB1を効率よく吸収できるようにと先に供される。吸い物、香の物付き。テーブルの山椒で、風味をプラス。皇室の宿泊のために建築された客室を改装した店内からは荒池の景色が望める。住所 | 奈良市高畑町1130 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0742-23-2001 | ||
営業時間 | 11:00〜20:30 | ||
定休日 | 火曜日 | ||
駐車場 | 有 | ||
ホームページ |
【店舗外観・店内・メニューなど】
【持ち帰りメニュー】
うなぎ弁当、うなぎの蒲焼き、う巻き、出汁巻き、わらび餅 がテイクアウトできる。
洋食 菊水【閉店】
菊水楼の洋食レストラン。フレンチとイタリアン両方のいいところをとりながら、お箸を出したり、和の食材を大胆に使ったりと老舗ホテルならではの料理を出す。サービスも一流で、水辺の風景を見ながらゆったりとした時間を過ごすことができる。パーティーやブライダルにも対応する。現在はレストランとしての営業は終了され、バンケットルームとして、宴会やパーティーなどで使用される。
【2017年4月にいただいたディナーのコース】
【店舗外観・店内・メニューなど】
【2017年4月にいただいたディナーのコース】
【2016年4月にいただいたディナーのコース】
【2016年4月にいただいたディナーのコース】
【2016年3月にいただいたのランチコース】
奈良ホテルを眺めるロケーション、ゆったりとしたサービス。料理は奇をてらったものではないが、実に丁寧で、安心していただくことができる。今回は3150円のコースと、2100円のハンバーグをいただいた。たまの贅沢、こういった時間の使い方もいいとつくづく思った。