麺の道 あをによし

香芝の国道168号沿い、こだわりすぎて１日に51杯しか作れないというラーメンを求めて開店前から行列ができる、オープンして間もないが早くも人気店に。店内はカウンター６席と４人掛けのテーブルが２つ、全14席。御所市で養鶏されている倭鴨や鹿児島産の鶏を使った出汁と奈良市の井上本店、天然醸造醤油をブレンドしたタレを合わせた無添加無化調のスープ。具はチャーシュー、水菜、ネギ、柑橘のさわやかな風味がアクセント。テーブルの魚粉を加えると味に深みが増し、二度楽しめるとのこと。

メニューはラーメンとつけ麺の２種類。写真は特選魚介つけ麺（松）。石焼鍋でぐつぐつと煮えたぎるつけダレは濃厚、こだわりの鶏油と鰹や煮干し、鯖など魚介の酸味がアクセント。大阪のツルミ製麺所から取り寄せる麺はラーメンのものより太めでつるっとした食感、小麦の風味も感じられる。特製は半熟煮卵、豚肩ロースの肉厚レアチャーシュー３枚増量。味変アイテムは山椒、少し入れるとさわやかな味わいに。最後はスープに白米を混ぜて〆るのがおすすめ。

チャーたく丼。醤油ダレで漬け込んだチャーシューとたくあんをご飯にのせ、タレをからめたミニ丼。宇陀産のお米を土鍋で炊くことで甘みを最大限に引き出す。薬味はネギとわさび。サイドメニューはこの他、土鍋ごはん（白米・たくあん付き）とビールのみ（＋煮卵、チャーシューのトッピング）。食材のほとんどは奈良産、スープやお冷や、ご飯を炊くために使う水は天川まで自ら汲みに行くなど、店主のこだわりが詰まった一杯をぜひ。

【店舗外観・店内・メニューなど】