天理に本店を構えるおでん屋さんの新大宮店。階段を登った2階がカウンター、そこからさらに登ったところに座敷がある。昆布と鰹の透明な出汁が自慢のおでんはからしではなく、自家製ゆず胡椒か一味がおすすめ。おでんは一皿ずつ供され、素材の持ち味を出すためにひと工夫される。写真はしっかりと味が染みた大根。おぼろ昆布が乗って、出汁の味がよくわかる、まず最初にいただきたい一品。ジャズが流れる店内はゆったりとくつろげる。新大宮店北側にある串天力一は別展開の支店、東京麻布十番にも支店あり。
住所 | 奈良市大宮町6-5-14 プリンセスコートビル2F | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0742-36-4101 | ||
営業時間 | 17:30~翌3:00 (祝日~翌0:00) | ||
定休日 | 日曜日 | ||
駐車場 | 無 | ||
ホームページ | http://www.sugino-oden.com/ |
【店舗外観・店内・メニューなど】
【その他のメニュー】
おでんは基本のものが26種類、とはいえ、普通のおでん屋さんにはないような品もある。これに旬のメニューがいくつか。それぞれ出汁の味に素材の味が入って汁まで飲み干せる。毎日 手書きされるメニューには海鮮や野菜など季節のものが並ぶ。料理に合う地酒やワインも豊富にそろえる。

シャクシャクの蓮根とふんわりつくね。揚げだし風にしていただく。

高知の地鶏「はちきん鶏」噛むほどに味わい深い。山椒風味の出汁で。

粗めのミンチのつくね。鶏の出汁が出たスープとネギもまたいい。

半熟卵のねっとりとした味わいにいくらの塩味。

出汁をしっかりと吸ったキャベツの甘味。ふわふわのミンチを包んで。

串ではなくころんとしたかたまりで提供。上品なおでん屋さんのすじ。

しっかりと煮込まれてとにかく柔らかい。これにはからしが合う。

糸こんにゃくとこんにゃくの2種類が盛り合わせてある。

小ぶりながら丸い椎茸は少しぬめりがある。椎茸の出汁がプラスされる。

練り物定番のちくわ。青ネギを散らし、からしを添えて。

おでんには珍しいが、ここの出汁に合わせるとこれもあり。甘味が際立つ。

しゃきしゃきとした歯ざわりからねばねばの食感。ねっとりとした出汁もまたいい。

出汁に沈んで見た目は地味だが、コリコリとした食感が楽しい一品。

季節のメニューから。歯ごたえが楽しい身もいいが、アオサ入りの出汁もまたいい。

宮崎の「日向あじ豚」を厚めに切り、薄めのパン粉でさっくり揚げる。ひと口サイズで〆二もいい。

大和芋のとろろがかかったほうれん草。香りがいい一品。

おでん屋さんでは珍しいうどんがあるのもこの出汁のうまさがあってのこと。