大阪堂島から生駒暗峠に移転。そばは十割のみ、石臼挽き自家製粉、もちろん三たてで供される。この日いただいたのは、鴨せいろ蕎麦。冷たい蕎麦と山椒のきいた熱いつゆの組み合わせ。つゆにつけてももちろんうまいのだが、出汁にある鴨やネギ(これがまたうまい)をおかずに何もつけない蕎麦をいただくというのもいい。そば湯もまた、熱々のポタージュスープを飲むようで、寒い時期には体が温まる。築90年の古民家を自分で改装したという店内も必見。
住所 | 生駒市大門町555 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0743-76-7674 | ||
営業時間 | 11:30~14:30 17:30~20:30 | ||
定休日 | 水曜日(祝営業) | ||
駐車場 | 有 | ||
ホームページ |
【店舗外観・店内・メニューなど】
【その他のメニュー】
今回行ったら、予約なしでそば懐石(ふだんは要予約、二人からのメニュー)の吉野(鍋物が付いた金剛もある)をいただくことができたので、紹介したいと思う(始めから5枚の写真)。それにプラス、前回にいただいた温かいそばも合わせて紹介したい。

食前酒として蕎麦ワインが用意されているが、車での来店が多いのだろう。お茶にも出来る。カリッとした蕎麦パパドとともに。

蓬の蕎麦豆腐、桜エビの蕎麦キッシュ(カレーソース)、鮪、カンパチの造りのサラダ、菜の花ウニとろろ、筍木の芽蕎麦味噌焼。

蕎麦掻きと白魚湯葉巻き、桜あんかけ。餡がかかっているので熱々。蕎麦掻きもこういった食べ方があるのだなあとわかる。

温かい蕎麦と冷たいそばから選ぶことが出来る。今回は温かい蕎麦で。少し固めに茹でたそばはすぐにいただきたい。

蕎麦のロールケーキ、桜あん。そば粉を使った生地に包まれた餡は甘みを抑えたもの。コースのシメにぴったりの品。

冬の定番の品。鴨の味がしっかりと出てはいるが、しつこくない。温かい蕎麦だけになるべく早くいただきたい。

蕎麦の実を炊き込んだご飯。醤油や出汁で味付けされているわけではない。蕎麦の実の歯ごたえが楽しい一品。

かなりとろっとしたタイプ。コースにしろ、一品の蕎麦にしろ、蕎麦湯が出ると、これで終わりという感じがしてくる。