三条通から少し入ったところ、ご夫婦で営む手打ちそばの店。霧下そば(昼夜の寒暖差が大きい霧深い山すそで採れたそば)、生粉打ち(つなぎをいっさい使わない十割そば)にこだわる。写真はもりそば、そばはみずみずしく、噛めばプチッと切れる適度なコシ。ふわっとそばの風味も広がる。そばのメニューはシンプルにもりと釜揚げのみ。天ぷらなどの味の強いものはそばの味を殺してしまうからだとか。この潔さに頭が下がる。
住所 | 奈良市下三条町24-1 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0742-24-8345 | ||
営業時間 | 11:00~14:00 17:00~19:30 | ||
定休日 | 水・木曜日(祝営業翌休) | ||
駐車場 | 無 | ||
ホームページ | HP facebook |
【店舗外観・店内・メニューなど】
【その他のメニュー】
もう少し欲しい場合は十五穀粥や柿の葉寿司、山菜いなりをつける。ご主人が地酒に詳しいので珍しいものもラインナップされる。酒のアテもいくつかあるので、酒を楽しんだ後、そばで締めるといった使い方もできる。

店おまかせの品。この日は焼きナスの煮びたし、冷奴、昆布ときのこの日は佃煮。

興福寺多門院日記の記述に基づいて95%の精米歩合で500年のときを経て再現した酒。

そばの香りが湯気とともに際立つ。桜の花の塩漬けをアクセントに。(07.7)

そばを堪能したいときは大盛りがいい。+400円でボリュームたっぷり。

黒米、もち米、玄米、きび、粟、ひえ、そば、小豆…。香ばしく優しい味わいはとにかく体に良さそう。味は塩で調整を。

そば以外にもう少し食べたいときのこれらの一品が重宝する。奈良の郷土料理の柿の葉寿司、いなり。

さらっとしたタイプ。そばを食べた後そば湯を飲むと気分が満たされる。ルチンが含まれ栄養も高い。