三条通から少し入った路地、大宮幼稚園の前にある出雲そばの店。（初代）だんだんがオープンしたのが2008年、その後 2016年 フレンチの経験もある娘さんが後を引き継ぎ、そばだけでなく創作料理も出すようになった。アンティークが使われたモダンな店内はカウンターとテーブル席、シックで落ち着ける雰囲気。だんだんとは出雲の方言で「ありがとう」という意味。
要予約のおまかせコースは全７品、島根をはじめ、全国から取り寄せた季節の食材を意外な組み合わせで料理に仕上げる。昼は酒の肴膳と天ぷら、そばのセットもある。島根や奈良、各地の日本酒、ワインとともに。
カリフラワーのポタージュ。中央はアーモンドの味噌和え。味噌の風味とカリッとした食感がアクセントになる。
大山の湧水で養殖したサーモンとヒラマサ。春菊のソースと菊花のオイル。塩、醤油はお好みで。
鉄板で熱々の鴨つくね。白ネギ、椎茸、水菜。セルバチコの花の爽やかな苦みがアクセント。
天然海老、焼き芋（ねっとりとした甘み）、人参の葉も入れたかき揚げはカリッと軽い食感。塩で。
一人前二段、野趣あふれる細挽きの十割そば。薬味はおろし、鰹節、乾燥わかめ、ネギ。しっかりと濃いつゆで。
どろりと飲みごたえのあるタイプ。残ったつゆを入れるが、足りなければ追加してもらえる。
砂糖を使わずはちみつで甘みを付けたチーズケーキ。泡立てないのでしっとりとした味わい。いちじく、柿。
島根、旭日酒造の純米冷やおろし。冷やから常温まで、食事に合わせやすい酒。日本酒度+12。
日本酒を注文するとサービスで出していただいた。ねっとりと旨みの余韻が長く続く。酒が進む一品。
鹿児島県、濱田酒造の芋焼酎。まろやかな味と香り。そば湯で割ることでとろりと深い味わいに。
| 住所 | 奈良市大宮町2丁目2-34 | ||
|---|---|---|---|
| 地図 | |||
| 電話番号 | 0742-30-6566 | ||
| 営業時間 | 11:00～11:30（天ぷらとそば） 12:00～14:00 18:00～21:00（おまかせコース） | ||
| 定休日 | 月・火曜日 | ||
| 駐車場 | 有 | ||
| ホームページ | HP facebook blog instagram | ||
【店舗外観・店内・メニューなど】
【リニューアル前にいただいたメニュー】
奈良駅周辺はけっこうそばの店が多いのだが、出雲そばはここだけ（富雄にかわばたという店がある）。そばというジャンルの中でもいろいろなチョイスが広がるのは食べる側からすればありがたい。
三段の丸い漆器に盛られる。つゆを2周ほど回しかけ、薬味を少しずつ変えながらいただく。(15.9)
長野のそば焼酎「峠」をそば湯割りで。そば×そばの焼酎。突き出しの煮豆は固めの食感を残して。
ビタミンB1、ルチンなどの栄養がたっぷり。ここのそば湯はとろりと濃厚なタイプ。汁なしでも甘みが感じられる。
出汁の効いた蕎麦屋のカレー。あんかけになっていて最後まで熱々。白ご飯つき。(15.2)
出汁が豆乳という変わりそばだが、意外とそばにマッチする。ちく天、あおさいり。
そばに豚の角煮とは驚きの組み合わせだが、こ意外とよく合う。シャキシャキの水菜ととろり半熟煮卵。(9.12)
普通の薬味にプラスして、とろろ、きんぴら、辛みおろし、温泉卵、揚げと天かすの５種類の味が楽しめる。
温と冷があり、写真は温。シイタケ、シメジ、エノキなどきのこがたっぷり。途中で柚子胡椒を入れて味変を。
丼はそばとセットにできる。写真は親子丼と割子そば２枚のセット。３枚、かけそばとのセットもある。
ミニ丼とはいえ普通サイズと変わらない｡海老２尾､しめじ､かぼちゃ､なすび､大葉とたっぷり｡つゆが別になる｡
割子そば２枚と野菜かき揚げ、一品（鰯の南蛮漬け）にかやくご飯と香の物が付いたセットメニュー。(08.9)
香りが強いので初めはそのままで。その後つゆを器に直接入れて。ネギや鰹節などの薬味はお好みで。
【以前の店舗外観・店内・メニューなど】
