當麻寺門前、風情ある店舗は、150年前ほど前に建てられた旅館の離れを改装したもの。以前は仁王山 綾という店だったが、惜しまれて閉店後、お弟子さんだった店主により引き継がれた。店内は一枚板の大きなテーブルと小上がり席。そばはすべて店でふるい分けし、自家製粉した蕎麦粉を使う。写真はせいろのおろし、骨董の器で供され、見るからに瑞々しい。極細ながらコシがあり歯ごたえもある。薬味はきりっとした辛み大根とわさび。「足りなかったら使ってください」と追加の汁が出されるが、このそばは汁をつけすぎない方がいい。薬庵(やくあん)の命名は 「蕎麦は薬」という古来からの言い伝えからで、店主が自ら蕎麦屋を開く時にはと決めていたとのこと。
住所 | 葛城市當麻1256-2 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0745-48-6810 | ||
営業時間 | 11:45~14:30 | ||
定休日 | 金曜日 | ||
駐車場 | 有料P有 | ||
ホームページ |
【店舗外観・店内・メニューなど】
【その他のメニュー】
そばはせいろと田舎、店頭に産地が表示される。それぞれ、ざる、おろし、やまかけ。焼き蕎麦味噌、蕎麦刺身、蕎麦掻きなど。蕎麦餅の粒あん添えなどのデザートや地酒もある。
![薬庵](https://nara-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/03/yakuan-20-313-180x135.jpg)
とろみの付いたしっかりとしたそば湯。金継ぎした骨董の器も味わい深い。