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静響の宿 山水

山水

十津川、平谷から上湯方面に少し走ったところにある源泉掛け流しの湯と郷土料理が自慢の宿。部屋はほとんどが川に面した和室で、シンプルながら落ち着ける。料理は鹿や猪といったジビエ、鮎やアマゴなどの川魚、地元で採れたきのこや野菜などを使った滋味深い田舎風会席。ご飯や料理にもすべて湧水を使う。今回は温泉で育てたすっぽんのコースをいただいた。

ブログでの記事はこちら。

食前酒
すっぽんの生血を焼酎で割ったもの。アルコール度数が高いので生臭さはない。コースならではの珍味。
先付け1
なめらかな舌触りの手作り胡麻豆腐。濃厚な胡麻の風味。和出汁のタレとわさびでいただく。
先付け2
旬のお浸し、少し濃いめの醤油で味付けた夏が旬の空心菜。シャキシャキとした食感を残して。
先付け3
和歌山みかん鶏の燻製 梅ソース。和歌山みかんの果皮入り飼料で育てられたブランド鶏。さっぱりと梅ソースで。
前菜
ポテト梅肉風味・玉蜀黍・コーンゼリー・鴨ロース・チーズ燻製・うずら卵・子持ち昆布。
鼈のお造り
いくらよりも少し大きめのすっぽんの卵プチンと口の中ではじける。濃厚でねっとりとしたレバー。
替鉢
朝採りトマトのチーズ焼き、十湯川地場産の朝採りトマトにとろとろのチーズ。粉チーズ、パセリ。
鼈のお鍋
エンペラはコリコリとした食感。ゼラチン質の身、濃厚な卵。たっぷりの旨みを吸った野菜、マロニー。
焼物
十津川育ちの鮎をじっくりと塩焼きで。締まった身とほろ苦い内臓。柔らかく小骨まで食べられる。
揚物
地元の茸 天ぷら。上湯川で生産されるきのこの天ぷら。しめじ、エリンギ、ヒマラヤヒラタケ。ししとう、薩摩芋。
鼈鍋の雑炊・香の物
すっぽんのエキスをたっぷり吸った雑炊。これを食べなければ丸鍋は終わらない。贅沢な一品。
料理長おすすめデザート
とろとろの手作り卵プリンにふわふわのホイップ。甘さ控えめで満腹の胃にもすっと収まる。

住所吉野郡十津川村大字平谷946-1(山水)
地図
電話番号0746-64-0402
営業時間夕食は18:00~
定休日無休
駐車場
ホームページ

【ウエルカムデザートと朝食>
ウエルカムデザート
チェックインしてしばらくすると部屋にお茶とデザートが運ばれる。ぜんざいにくずプリン。
朝食
温泉卵、出汁巻き玉子、冷や奴、刺身こんにゃく、筍、ひじき、炊き合わせ、梅干し、味噌汁。
鮎の干物
一夜干しして旨みが凝縮された鮎をコンロでさっと炙っていただく。お土産に購入も出来る。


【店舗外観・店内・メニューなど】


山水旅館 / 十津川村その他)


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