現在も花街の風情を残す元林院町、芸者置屋の一つだった「萬玉楼」の建物をそのままに居酒屋として営業する。寛保二年 (1742)築の建物は、当時のままの姿で残り、奈良町でも最も古い町家の一つ。骨董の水屋や箪笥などの調度品も歴史を感じさせる。写真はカニ団子のあんかけ。ふわふわの団子にやさしい餡、ほっとする味。赤い塗りの器も美しい。一人でもグループでもおいしい酒とアテでゆっくりとした時間を過ごすことが出来る大人の店。
住所 | 奈良市元林院9 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 0742-22-2265 | ||
営業時間 | 18:00~23:00 | ||
定休日 | 月曜日 | ||
駐車場 | 無 | ||
ホームページ |
【店舗外観・店内・メニューなど】
【その他のメニュー】
付き出しをきちんと作っている店はいい店だと何かの本で読んだことがあるが、ここはまさしくそれに当てはまる。焼き茄子とそうめんなどの和食のメニューが中心だが洋食のメニューもあり、日本酒に限らずワインやウィスキーなどでゆっくりするのもいい。

枝豆、軽く火を通したフルーツトマト、えのきポン酢、ローストビーフ(の端っこ?)色合いもきれい。

シャクシャクとした歯ごたえの蓮根、ごぼう、にんじん。紅しょうががピリッと味のアクセント。

しっとりとした鶏ハムはじんわりとした旨み。きゅうりと重ねていただく。芥子マヨネーズ添え。

ふわふわトロトロ、椎茸、昆布などの和出汁がふわっと香る出汁巻き。おろしに醤油を垂らして。

酎ハイなど軽いドリンクはメニューにはないということで梅酒をソーダ割りにしていただいた。

かぶを薄くスライスしたものに、菜の花、いくらをのせたもの。これが一つの料理といえる。(07.3)

柔らかく煮込んだ牛すね肉。甘めのデミグラスソースにじゃがいも、人参。こくのある一品。

豆腐と雲丹、そこにピーナッツ?を加えてすりおろす。日本酒などのアテにぴったり。

軽く噛むだけで噛み切れるほど柔らかく煮込んだ蛸に軽い味噌と酢でさっぱりと。