JR・近鉄奈良駅からどちらも徒歩10分、杉ヶ町にある創作串揚げの店。定番と旬の素材を組み合わせた串揚げは「なるほど、これがこうなるのか」と意外性と納得の連続。魚介はすべて刺身でもいただける新鮮なもの、野菜なども店主がいいと思ったものだけを仕入れる。すべての揚げ物の産地やレシピ、何を付けるのがおすすめかを丁寧に説明してくれるのもいい。
店内はカウンターとテーブル、できれば目の前で調理の様子が見られるカウンターがおすすめ。メニューは2種類の串揚げコースのみ、串が11品の「明日香」と16品の「三笠」、どちらも前菜、そうめんまたは出汁茶漬け、デザート付き。この日は「三笠」をいただいた。

パルマ産生ハムのサラダ仕立て。グレープフルーツ、じゃがいも明太子和え、チーズなどをトッピング。

スパイス風味のソース、マスタードのタルタルソース、抹茶塩(レモン)、鯖節を効かせた甘めの出汁醤油。

パリパリの足はレモンと抹茶塩でさっぱりと、中心部をレアに仕上げた身の部分ははタルタルソースで。

キャベツ、にんじん、パプリカ、オクラ、ダイコンなどのスティックサラダ。串の合間の口直しに。

この日は富山県産天然真フグ。中はレアに揚げ、余熱で火が入る。淡泊な味わい、塩とレモンでさっぱりと。

徳島産の新れんこん。穴の中にカレーを効かせたミンチを詰めて。一口目はそのままで、二口目は出汁醤油で。

香りのいい福岡県産のサラダごぼう。ハモをすり身にした衣で巻いてごぼ天風に。塩または出汁醤油で。

山形県産の三元豚、赤身のあっさりとしたヒレ肉。熱を入れることでマスタードの辛みを飛ばし風味だけ残す。

徳島県産のブロッコリーを天ぷらに。揚げることで青臭さが飛びサクサクに。自家製胡麻ダレがかかる。

宮崎県産の里芋。コロッケにすることが多いが、この日は新物ということで薄味に炊いて天ぷらに。田楽味噌。

京都の甘い西京味噌、三元豚のロース肉で巻いて。口の中で上品な豚の生姜焼きが完成する。

明石産の穴子、身が肉厚でジューシー。魚は熱々、醤油を垂らした大根おろしは冷たく。一口でどうぞ。

浅漬けの瓜を天ぷらに。中にチーズ、一口目はカリッとした食感、その後とろりとしたチーズ。何もつけずに。

鹿児島県産の黒毛和牛、赤身のカイノミをミディアムレアで、先にはトリュフ塩、手前は出汁醤油で。

和歌山県産のモンゴウイカ。新鮮なので油をくぐらせるだけ。歯ごたえが楽しい。大葉で巻いて。レモンと塩で。

徳島県産阿波尾鶏の刺身でも食べられるササミを開いて中にチーズを入れる。塩、またはタルタルソースで。

生でもいただける北海道産貝柱。軽く揚げてレアに仕上げてある。このままでもレモン、軽く塩でも。

塩味があるのでそのままで。プチプチした食感が楽しい。真ん中にはふわふわの魚の真丈を挟む。

新物のニンニクの芽をふわふわのきのこをたっぷり詰めて、三元豚のバラで巻く。香ばしくパンチのある串揚げ。

にゅうめんか出汁茶漬け(3種類)かを選ぶ。すっきりとした和出汁が効いた三輪そうめんに南高梅。

ゆずシャーベット。柚子の果肉入り。さっぱりとした口当たり。
住所 | 奈良市柳町31 | ||
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地図 | |||
電話番号 | 050-5890-8899 | ||
営業時間 | 17:00~21:00 | ||
定休日 | 月曜日 | ||
駐車場 | 無 | ||
ホームページ | HP |
【店舗外観・店内・メニューなど】