壹銭洋食

野暮用で京都を訪れた。４時間ほどあったので何か食べようとなって、この店にやってきた。リクエストは京都らしいこと（メンバーに高知県民がいたから）軽く食べられるもの（２軒ぐらいは行こうと思っていたから）ビールが飲めること（私のリクエスト）。かくして、壹銭洋食が候補に挙がった。時は３時すぎ、四条通は観光客でいっぱいだったが、前もって電話してあったこともあり、すんなりと入ることができた。店内ほぼ満席、お昼時でもないのにいっぱいなのは京都以外の人たちが多いからだろう。この店は味で人気なのはもちろんだが、内装や飾られているオブジェなどがちょっと変なのも客を呼ぶ要因になっている。例えば壁にかかった絵馬は何とも言えないエロティックなものだし、席には女性の人形が置いてあって、名札には人気女優の名前が書かれている。おそらく店主の趣味が、色濃く反映されているのだろう。

さて、壹銭洋食を食べ終わって、もう一軒、軽く食べるなら餃子がいいだろうとということで、木屋町の店、河原町の店、鴨川沿いの店と３軒行ってみたが、どこも満員で行列ができていた。オーバーツーリズム恐るべし。私たちはタイムリミットが近づいてきたので、ファミマでチキンとビールを買ってもやもやした気分で所用に戻ったのであった。

【店舗外観・店内・メニューなど】