学園前駅から北へ徒歩5分、一段下がったところにあり、和モダンな店内は落ち着いた雰囲気。朝採りの卵に奈良の地野菜など、新鮮で安心できる素材を使った和食がいただける。写真は彩り会席の2皿目(前菜)。笹巻き麩の中は柚子あん、長芋そうめんは3日間昆布締めしたもの、秋田県産じゅんさい、穴子のすり身は南瓜との2層で、マスクメロンに明太子、胡麻で西瓜をかたどって、完熟のキャンディランタン(食用ほおずき)はマンゴーの風味。どれもひと手間かけたものばかり。カウンターに座ると店主から料理の話も聞くことができる。
住所 | 奈良市学園北1-15-26 | ||
---|---|---|---|
地図 | |||
電話番号 | 0742-41-1148 | ||
営業時間 | 11:30~14:30 17:00~23:30 | ||
定休日 | |||
駐車場 | 有 | ||
ホームページ | http://www.shunsai-araki.com/ |
【店舗外観・店内・メニューなど】
【その他のメニュー】
ランチは彩り会席(4500円)と四季膳(2200円・茶碗蒸し付き2500円)の2種類。写真の1枚目から8枚目までが彩り会席、9枚目から11枚目が四季膳。夜の懐石は6000円から。

蛸のうま煮。柔らかく煮あげられた蛸は噛むほどに味わい深い。縦に長い器から取り出す趣向がおもしろい。

三重県産の石鯛はもちもち。気仙沼産の鰹。後ろは「一口どうぞ」と出していただいた生のハモ。ふわふわの食感。

作ってみたのでいかがですか」とサービスで出していただいた品。プチプチしたハモの卵とゼリーのつるんとした食感。

馬鈴薯まんじゅうの中には赤味噌で和えた鶏ミンチ。和の出汁でのばしたホワイトソース餡。オクラ添え。

和歌山県産の鮎の塩焼き。苦味のある蓼酢は大人の味。中骨と頭以外はきれいに食べられる。茗荷、薩摩芋。

ハモのアスパラ巻き。あられを付けた衣はサクサク。ミネラルたっぷりの宮古島の雪塩で。ししとうを添えて。

鰹出汁に魚の骨からとった出汁を加えるのがあらき風。味噌は赤と白をブレンド。ちりめん山椒のご飯。

紅茶風味の水羊羹。紅茶が負けてしまうとのことで、ここではこし餡ではなく、つぶ餡。あとから紅茶の風味がやってくる。

7つに仕切った箱にはお造り、揚げだし豆腐、鰤の照り焼き、出汁巻きなど旬の品がきちんと並ぶ。(13.4)

お膳をいただいている中ほどに揚げたてが供される。この日はきす、菜の花、南瓜。

桜のシャーベット。春を感じさせる爽やかな味で〆。